『こ』 声 聲 コエ

コトバを貴方に伝える方法は二つ

   ≪読む≫
   ≪聴く≫


貴方がこのどちらかの行為を行わない限り、わたしのコトバは貴方に伝わらない。
貴方は今≪読む≫ことで
わたしのコトバを受けとめてくれている。


常にこのどちらかの方法で
たくさんの言葉が
たくさんの人々の間を行きかっている。

貴方と、貴方の大切な人との間ではそのどちらにも頼らない
コミュニケーションがあるかもしれない。

目をみかわしただけで伝わるコトバもあることをわたしは経験で知っている。

それでも
まだ出会っていない貴方に伝わることを願って
わたしはここにコトバを記す。
貴方に≪読んで≫もらうために。


貴方がわたしのコトバを読むとき、どんな声が聞こえているだろうか。

自分の声
聞きなれた身近な人の声

そんなことは考えていない人が大半だろう。

わたしは自身で記すコトバをわたしの声で読んでいる。
大切な人が書いてくれたコトバを読むときには、その人の声が聞こえている。


≪聴く≫ことでコトバが伝わるとき
そこには文字で伝わる以上の様々な要素が加わってくる。

同じ言葉を選んだとしても、
話す人の感情、口調、抑揚で伝わるイメージは様々に変わる。

メロディにのせて
より確かなイメージを伝えようと試みることもこともあるかもしれない。


そして・・・声


いい声がいいコトバを伝えるとは限らない。
いい声と感じる基準も人それぞれだろう。

それでも声がコトバの印象を大きく左右していることは否めない。
ふさわしい声に語られたコトバはそれだけで
貴方の心に強い残像を残すだろう。


わたしがこのコトバをより正確に貴方に伝えようと思ったとき
だれに朗読を依頼するだろう。


貴方の好ましく思う声は誰のものだろうか。

 
 わたしのコトバを受け取ってくれた貴方の中で聞こえてくる声が
 愛しい人のそれならば
 わたしのコトバはその瞬間に
 幸福に包まれ貴方の心に溶けてゆく。



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by fusyou-kumahachi | 2006-05-13 04:09 | ututu

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