『さ』 最優先 サイユウセン

                  ≪ 最優先 ≫

貴方の中の最優先は何ですか

仕事
家庭
子供
趣味
貯蓄
・・・・・ ・・・・・

大切な人と過ごす時間




                『轢かれた猫を救わない』

コトバだけみると衝撃的な一文


 これは、先天的障碍を持った娘さんを育てている方が
新聞に連載されている記事の昨日のタイトル。



 彼は幼い頃から猫を飼っていて、その死にも出会っていた。
神経質な彼は、全世界の猫の死に心を痛め、その責任を感じていた。
だから、路上で猫の死体を見つけると、おびえながらも埋葬し、
息があれば必ず獣医に運んだ。

 大人になった今日、路上で見つけてしまった、
何らかの感染症を持っている可能性のある野良猫を車に
乗せてしまったら、障碍を持つ娘さんに感染するかもしれない。

娘さんがいるから、何もかもを、するわけにはいかない。
優先順位をつけなければいけない。
 
娘さんに僅かの危険も引き寄せないために、
彼は、生まれて初めて轢かれた猫を見捨てた。

 彼は、虫の息の猫を、歩道の脇に横たえて、タオルを掛ける。
子供を持って初めて、幼い頃の拘りのひとつを、棄てることができる。




本当はここに全文を記したい。
拙い要約だが、貴方に伝えることができただろうか。

「轢かれた猫を救わない」という1文の中に、書いた人の
とてつもない強い意思と決意が感じられる。
だれが、何を言おうと、誤解を招こうとも、
その日、彼は確かな決意の元、最優先を選び
それをコトバとして記した。

もちろん、内容を読んでまで彼の行為に言いがかりをつける人が
数多くいるとは思わない。
ただ、タイトルを見ただけでは驚く人が多いだろう。
毎日彼の文章を読むために新聞を待っているわたしでさえ
大きな文字のタイトルを見たとき、少なからず驚いた。


大切な人、守りたい人ができたときその人が最優先になる。
当然いままでの最優先の順位は下がってしまう。
自分の中で、優先順位をつけなおさなければならない。

その痛みに代えても
棄てることができなかった拘りさえも手放し

それでも

なににも代えて守り抜きたいのは

           大切な、たった一人の 貴方だけです




貴方の最優先は何ですか

自分のことですか
大切な人の存在ですか






わたしはここで自分のコトバを確かめることを試みている。
だから、できうる限り自分の言葉以外は載せないということを心がけていた。
だから、今日の記事は、わたしにとってはルール違反もはなはだしい。
けれど
今日のタイトルを「最優先」と決めたあと、目を通した新聞でこの話を読んだとき
『縁』を感じてしまった。
ので
それを優先させてしまった。
まだまだ始めたばかりなのに先が思いやられる。
それでも読んでくれた貴方に
                              ・・・arigatou gozaimasu




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by fusyou-kumahachi | 2006-05-14 01:47 | ututu

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