2006年 05月 25日
『な』 名無し草 ななしぐさ Nameless
名前すらない草が在る
名前すら 付けてもらえないほどのつまらない雑草
それでも草はクサであり 花をつけ実を結び 次の季節へと命を繋ぐ
ほかのクサとは見分けもつかず それでも風の透りを表す
名前すらない鳥がいる
名前すら 付けてもらえないほどのつまらない鳥
それでも鳥はトリであり さえずりつがい 雛を孵して記憶を繋ぐ
ほかのトリとは聞き分けられず それでも囀りはわたしにとどく
名前 なまえ ナマエ
それは確かに特別なコトバ
そこには確かに魂が宿り
そのナマエを呼ぶ度に
そのナマエを書く度に
そのナマエを想う度に
たとえばututuにあらずとも その魂は甦る
たとえばyumeの中ででも その輪郭は顕になる
ましてやそれが唯一の 貴方のナマエを想う時
そこにあるすべての存在が 貴方のナマエに結実をする
そこにあるすべてのコトバを組み上げて 貴方のココロに橋を架ける
それほどまでに殊更に 貴方のナマエはそれだけで
わたしのココロを波立たせる
それでも もし 貴方にナマエがなかったら
わたしは貴方を見失うだろうか
わたしは貴方を見分けられなくなるだろうか
Naneless
それでもわたしは 貴方を失わない
貴方のナマエを知らないときから 貴方は確かにそこにいて
ナマエのない草のように 風の存在をわたしに示し
ナマエのない鳥のように 囀りのウタをわたしに聴かせた
ナマエに魂がこもるのは ナマエが特別なコトバになるのは
そこにナマエを持つ貴方がいるから
ututuに貴方が存在し そこに貴方のナマエがあるから
yumeにナマエを呼ぶときでさえ 輪郭は確かに貴方を描く
クサも トリも 貴方も そしてわたしも
ナマエがあっても なくっても
確かにututuに存在し それぞれのyumeをututuへと繋ぐ
ナマエはそれを容易くするための いくつかの道具のひとつに過ぎない
↓哲学してるつもりはあまり無いのですが、”コトバを捕らえるために”クリックお願いします。
名前すら 付けてもらえないほどのつまらない雑草
それでも草はクサであり 花をつけ実を結び 次の季節へと命を繋ぐ
ほかのクサとは見分けもつかず それでも風の透りを表す
名前すらない鳥がいる
名前すら 付けてもらえないほどのつまらない鳥
それでも鳥はトリであり さえずりつがい 雛を孵して記憶を繋ぐ
ほかのトリとは聞き分けられず それでも囀りはわたしにとどく
名前 なまえ ナマエ
それは確かに特別なコトバ
そこには確かに魂が宿り
そのナマエを呼ぶ度に
そのナマエを書く度に
そのナマエを想う度に
たとえばututuにあらずとも その魂は甦る
たとえばyumeの中ででも その輪郭は顕になる
ましてやそれが唯一の 貴方のナマエを想う時
そこにあるすべての存在が 貴方のナマエに結実をする
そこにあるすべてのコトバを組み上げて 貴方のココロに橋を架ける
それほどまでに殊更に 貴方のナマエはそれだけで
わたしのココロを波立たせる
それでも もし 貴方にナマエがなかったら
わたしは貴方を見失うだろうか
わたしは貴方を見分けられなくなるだろうか
Naneless
それでもわたしは 貴方を失わない
貴方のナマエを知らないときから 貴方は確かにそこにいて
ナマエのない草のように 風の存在をわたしに示し
ナマエのない鳥のように 囀りのウタをわたしに聴かせた
ナマエに魂がこもるのは ナマエが特別なコトバになるのは
そこにナマエを持つ貴方がいるから
ututuに貴方が存在し そこに貴方のナマエがあるから
yumeにナマエを呼ぶときでさえ 輪郭は確かに貴方を描く
クサも トリも 貴方も そしてわたしも
ナマエがあっても なくっても
確かにututuに存在し それぞれのyumeをututuへと繋ぐ
ナマエはそれを容易くするための いくつかの道具のひとつに過ぎない
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by fusyou-kumahachi | 2006-05-25 02:42 | yume