『み』 身近な悪意 ミヂカナアクイ

わたしのすぐ隣にいる貴方を わたしは信頼している
わたしは貴方のすべてを信じ 貴方にすべてを預けることができる
『信じる』事は貴方に依るが 『信じる』 ココロはわたしに依る

わたしが貴方を選び 信じた
だから貴方が何をしようと わたしは 『裏切られた』とは思わない
貴方はわたしを裏切れない
『信じている』 のはわたしのココロだから

わたしは貴方を『信じている』
だからわたしは気付かない 貴方のココロに小さな悪意が芽生えたコトを
わたしの『信頼』を糧にして貴方の中の芽は次第に大きく育っていく

その芽をあなたが守り育てるのか
小さなうちに摘み取っててしまうのか
どちらでもわたしは構わない

貴方はわたしのトナリにいて 変わらない日常がつづいてゆく
穏やかな日は永遠を映し それがわたしを不安にさせる

そして 『結果』 がやってくる

摘み取られなかった芽は花をつけ 貴方はその芳香に酔いしれる
陶然となった貴方はふらりと わたしの首に手をかける
わたしを失うその瞬間でさえ わたしは貴方を 『信じている』

わたしにココロがある限り
『信頼』 はわたしのココロに依る
貴方がいくら手を伸ばしても わたしのココロは壊せない
だから
貴方はわたしを裏切らない わたしが貴方を信じるかぎり



みぢかな悪意はいとも容易く わたしを 『無』 へと突き落とす
わたしはそれを防ぐ 術を持たない
わたしは自分を守る 術を持てない



貴方が陶然としている間に
花は散り 
実を結ぶ
きっと貴方はその実を抱え その場に一時立ち尽くす

やがてその実からも 芳香が立ちのぼる

そのとき貴方はほんの少しでも 『後悔』 をしてくれるでしょうか



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by fusyou-kumahachi | 2006-06-06 00:19 | ututu

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