『り』 柳緑花紅 りゅうりょくかこう 

柳緑花紅
やなぎ は みどり はな は くれない

眸に映る自然の美しさ

だれかが殊更手をかけなくても
春になれば 柳は緑の葉を茂らせて しなやかな枝を風に任せる

わたしが季節の移ろいに気が付かなくても
春になれば 花は紅に 咲き誇る

柳の緑

花の紅

蒼穹に紫燕がすべるように飛ぶ

すべてが自然のなかにあり ただそれだけで美しい



迷いがココロの中を占めて わたしの眸が曇るとき

柳の緑は 映らない
花の紅に 気付かない

擦りガラスを通した景色のなかには わたしは何も 見つけられない

擦りガラスを通した景色のなかで 
わたしが惹かれる いくつかのモノは
ヒトの手で創られた まやかしの輝きを放つモノ

曇った瞳は まやかしの輝きでさえ 美しいと捉えてしまう

そしてわたしはいつまでも 本当を知ることができない
曇った瞳はいつまでも 真理を映すことはない


ヤナギ ハ ミドリ ハナ ハ クレナイ

ただそこにある自然の美しさに 気付くことができるとき

わたしの眸は 透明に
わたしのココロは 澄み渡り

わたしはすべてを見渡せる
わたしはすべてを識ることができる



いつのときにも
わたしの眸が 透明で
わたしのココロが 澄み渡り
すべてをそのままに映せるように


柳の緑に 花の紅 その美しさにいつの時でも 気が付くことが出来るよう


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by fusyou-kumahachi | 2006-06-15 02:09 | ututu

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