circle    円

まあるく 綺麗に 閉じた円
上も 下も 右も 左も
どんな区別もなく
ひとつの角さえ持たない
完全なかたち

コンパスの針を ぽちんと刺して
くるりと一周させた後にできるカタチ

静かな水面に投げ入れた小石が作る波紋

三角形や四角形にはいろんな種類の形があって
さまざまな表情を見せるけれど

まあるい円は ひとつだけ
大きさは違っていても
種類はたったひとつだけ

Circle

たったひとつのかたち
完全な かたち


その形は自然の中にさえあるものなのに
とてつもない秘密を抱えている

ヒトはそれを解き明かそうと
長い間必死に考え続け
機械の力をかりてさえ
真実を知ることは 遠い未来

見た目にはとても美しく
同じ形はいくらでも作り出せる

ころころと転がるそれは楽しげで
波紋は繰り返し文様を描く

くるくると回る独楽はその中に円を重ね
まあるい眸に 残像を遺す

美しいと知っている
完全だと知っている
その姿がどうすればできるかも知っている

だからその姿を動物や
植物さえもが 模している

そしてヒトもそれを模し
さまざまな場面で利用している

ヒトビトが集まるその場面さえ
その名前を借りて呼ぶ事もある

Circle

まあるい 完全なかたち
みんながそれを知っているけれど
その中の秘密は
だあれも知らない


わかっていること
しっていること
しらないとおもっていること

ほんとのところは
だあれもしらない  かもしれない



↓哲学してるつもりはあまり無いのですが、”コトバを捕らえるために”クリックお願いします。
にほんブログ村 哲学ブログへ
[PR]

by fusyou-kumahachi | 2006-07-01 03:46 | yume

<< dust    つまらぬモノ    clear     ... >>