double      重なる存在

現在と過去
現在と未来

貴方の世界
わたしの世界

ここに幾つもの世界が
重なって存在している


たとえばわたしの貴方への想い

狂おしいほどに 愛しい
ふれあう事さえも 疎ましい

どちらもわたしのココロにある
普段は愛しさの下に隠れているが
時折顔を出す 疎ましいという想いは
決して消え去っているわけではない

どれほど貴方を 大切に想うココロが真実だろうと


たとえば貴方とわたしの正義

わたしは白が正しいと想い
貴方は黒が正しいと考える

それぞれの考えには正当性があり 主張がある
あなたの正しさを認めることはできても
わたしの正しさも譲れない

二つの正義が重なって どちらかが譲る事になっても
そこには
二つの確かなココロがある

これらはわたしのほんの身近にあるタトエ
貴方の周りにも
それこそ世の中の すべてのモノが
まるで二重写しの写真のようにように
其処此処にかさなって 存在する


double  重なって存在するすべてのモノ

それは時には対を成し 
一重のときより より深いものを表し

それは時には八重の花びらのように 自然にかさなり
美しさを際立たせる

そして時には 表裏をなし
ヒトビトに 真実を突きつけるものとなる

それは誠実さでもあり
不誠実を表すこともある

こんなわたしの中にさえ
たくさんの時間が
たくさんのココロが
かさなりあって 存在し

鮮やかな思い出として
貴重な経験として
大切な想いとして

矛盾もなくわたしを造形している


double
重なり合って存在する事は 
決してどちらかを否定することはなく
時に互いを 引き立てあい
時に互いを 豊かにする





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by fusyou-kumahachi | 2006-07-03 23:34 | ututu

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