2006年 09月 14日
雨音 あまおと
あの日から
わたしのココロに霧雨が降り続いている
それは音もなく
ただ 静かに 絶えることなくわたしのココロを濡らしつづける
ココロに滲みこんでゆくのは 静かな哀しみ
降りつづく霧雨は
決して雨音を立てることなく
哀しみを洗い流すこともなく
静かに しずかに 降りつづける
たとえ傘を差したとしても
霧の核となってしまった 哀しみは
小さな 小さな粒となり
大気と混ざり合い ココロの中に充満する
晴れることのない 深い霧の中
わたしはココロの中心を見失い
迷子のようにさまよい続ける
自分のココロの中なのに
出口も 真ん中も 自分のいる場所すら見つける事はできない
どちらをむいても
見えるものは 深い霧
感じるものは 深い哀しみ
ただその哀しみは姿を持たない霧の中
得体の知れないその哀しみゆえに
わたしは泣くことすら出来ずにいる
わたしはそれをあらわすコトバを持てず
ココロを現すコエさえも失いつつある
やむことのない霧雨は
わたしのすべてを容赦なく冷却する
わたしの中にあったはずのたくさんのしあわせ
『好き』という想いに咲いていた花
それらはすべて
冷たい霧に包まれて 見る影もない
凍えるココロを抱えて震えるわたしは
いつしか熱に浮かされて 夢の中を漂い始める
夢の中でたどり着いた場所は
捜し求めていたココロのまんなか
そこにあったものは揺るがない想い
たとえ何があっても見失ってはいない
見えないだけでそこにあったココロ
誰がなにを言おうと
それが貴方のコトバであっても
わたしの信頼はわたしのもの
貴方にすら壊せるはずはなかったのに
霧雨が降り始めてからどれくらいの時間がたっただろう
やっとわたしは雨音を聞く
もやのようにココロの中に広がっていた霧雨は雨粒となり
ココロの中の哀しみを 地面へと落とす
次第に雨脚は強くなり
わたしのココロの中を洗い流すだろう
それはいつしか涙となってわたしの中から消えてゆく
今のわたしに聞こえる雨音は 慰めの歌
やがてすべての悲しみが流れ去り雨があがる時が来る
そして
ちいさな種となってそのときを待ち続けていた
たくさんの『好き』が次々と花を咲かすだろう
その確信は わたしの中に
ココロの真ん中にある 揺るがない想いを信じられるから
その温もりを 感じられるから
今はそれを信じて
雨音に身を任せて 静かに眸を閉じて
哀しみが流れ去る事を待つだけ
もうわたしは 大丈夫
↓哲学してるつもりはあまり無いのですが、”コトバを捕らえるために”クリックお願いします。
わたしのココロに霧雨が降り続いている
それは音もなく
ただ 静かに 絶えることなくわたしのココロを濡らしつづける
ココロに滲みこんでゆくのは 静かな哀しみ
降りつづく霧雨は
決して雨音を立てることなく
哀しみを洗い流すこともなく
静かに しずかに 降りつづける
たとえ傘を差したとしても
霧の核となってしまった 哀しみは
小さな 小さな粒となり
大気と混ざり合い ココロの中に充満する
晴れることのない 深い霧の中
わたしはココロの中心を見失い
迷子のようにさまよい続ける
自分のココロの中なのに
出口も 真ん中も 自分のいる場所すら見つける事はできない
どちらをむいても
見えるものは 深い霧
感じるものは 深い哀しみ
ただその哀しみは姿を持たない霧の中
得体の知れないその哀しみゆえに
わたしは泣くことすら出来ずにいる
わたしはそれをあらわすコトバを持てず
ココロを現すコエさえも失いつつある
やむことのない霧雨は
わたしのすべてを容赦なく冷却する
わたしの中にあったはずのたくさんのしあわせ
『好き』という想いに咲いていた花
それらはすべて
冷たい霧に包まれて 見る影もない
凍えるココロを抱えて震えるわたしは
いつしか熱に浮かされて 夢の中を漂い始める
夢の中でたどり着いた場所は
捜し求めていたココロのまんなか
そこにあったものは揺るがない想い
たとえ何があっても見失ってはいない
見えないだけでそこにあったココロ
誰がなにを言おうと
それが貴方のコトバであっても
わたしの信頼はわたしのもの
貴方にすら壊せるはずはなかったのに
霧雨が降り始めてからどれくらいの時間がたっただろう
やっとわたしは雨音を聞く
もやのようにココロの中に広がっていた霧雨は雨粒となり
ココロの中の哀しみを 地面へと落とす
次第に雨脚は強くなり
わたしのココロの中を洗い流すだろう
それはいつしか涙となってわたしの中から消えてゆく
今のわたしに聞こえる雨音は 慰めの歌
やがてすべての悲しみが流れ去り雨があがる時が来る
そして
ちいさな種となってそのときを待ち続けていた
たくさんの『好き』が次々と花を咲かすだろう
その確信は わたしの中に
ココロの真ん中にある 揺るがない想いを信じられるから
その温もりを 感じられるから
今はそれを信じて
雨音に身を任せて 静かに眸を閉じて
哀しみが流れ去る事を待つだけ
もうわたしは 大丈夫
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by fusyou-kumahachi | 2006-09-14 00:03 | yume