しあわせ日和


哀しみの日は 必ずやって来る
それはもう 避けられないと知っている
そのコトを想うと 今でさえ 胸が苦しくつぶれそうに感じてしまう
こうして話してしまうことで 周りの人たちに心配もかけている
甘えて 泣いて 慰めてもらって
それでもぐずぐずしていたけれど

その日が来るのは もうすぐそこ
そこですべてのしあわせが 無くなるような気がしていた
だから悲しんでばかりいたけれど

それでもわたしは しあわせになりたいと願うから
貴方でさえ わたしがしあわせになるコトを望んでいてくれるから

だからわたしもしあわせになろうと思う

毎日がしあわせではないかもしれない
しばらくは哀しい日が続くかもしれない
それでも悪い日ばかりでもないだろう

雨の日が続いても
いつかはお日様が顔を覗かせるように

だからしあわせ日和の日には
しあわせをひとつ 探しに行こうと思う

晴れた日
風がそよぐ日
朝の目覚めが気持ちよかった日
あたたかい日
待っていたつぼみが咲いた日
仕事がひとつ終わった日
何の予定も入っていない休日

きっと もっと たくさんの日々

たくさんのしあわせ日和を見逃さないように
わたしはこれからを過ごしてゆこう

しあわせがひとつも見つからなくても
しあわせ日和に気付けたその日は
それだけで ひとつのしあわせになる

何か嬉しい事があったら そのぶん しあわせ
哀しいコトが もしあっても
しあわせ日和だから + - ゼロにしよう

そうしてしあわせを積み重ねていけば
きっと大きなしあわせに
いつの日にか 包まれる

貴方がくれた しあわせとおなじくらい
貴方がくれた しあわせ以上に

貴方の面影を胸の中に置き
貴方の優しさをココロにしまい
貴方がとなりにいなくても

ここではないどこかで
しあわせになるはずの貴方に負けずに

ここではないどこかで
わたしのしあわせを祈ってくれている貴方と共に

しあわせになるために

あしたが しあわせ日和でありますように





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# by fusyou-kumahachi | 2007-01-12 22:38

も・も・い・ろ


新しい年が明けてから十日あまり
次第に 日常が戻ってくる

お飾りがはずされ
七草を祝い
鏡開きをして
祝い事がひとつひとつ 終わってゆく

『明けまして おめでとうございます』

そのコトバも来年まで たいせつに仕舞われる
御節をつめた お重のように 役目を終えて

たいせつに たいせつに
また次の年に ココロをこめて貴方に手渡せるように


これからが寒の本番
いちばん寒いといわれる日が訪れる

その事はだれもが知っているのに
この季節 雪が降るのもこれからなのに
長いコートも これから着る日が増えるのに

なぜかココロには 柔らかなももいろがほんのり灯ったまま
温かな想いが ココロをあたためる

わたしの近くで 春を待ち望んでいる人がいる
わたしのそばで 春を迎えるべき人がいる

辛いこと
哀しい事を乗り越えて
自分の手で 春を迎えようとしている貴方が 頑張っている姿は 

梅の花のように薫り高く
桃の花のように柔らかく
やがて桜花のように 気高く咲き誇るだろう

その姿を わたしは頼もしく思うから
その日がすぐそこに見えるような気がするから

わたしのココロには ももいろの明かりが灯り
わたしのココロにも 温かな力を与えてくれる

貴方がその力を出し切れば
貴方自身が 貴方のための 桜花を
きっと咲かせる事が出来る

貴方が望んだ その日にきっと

たとえ雪が降っていても
たとえ寒風が吹き付けていても
貴方の想いは 決して負けない

貴方自身の意志の強さが
貴方の春を よびよせる
 
貴方のココロの熱い思いが
寒のさむさを はねかえす


貴方の持っているももいろのチカラで 
貴方の春を呼び寄せるコトが
必ず出来ると 信じているから




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# by fusyou-kumahachi | 2007-01-11 05:01

お・め・で・と・う


わたしがこの日を迎えたのは もう 10年以上も前のこと
その日に何を 考えていたのか 忘れたけれど

だからあなたにも 特別な何かを求めようと思わない
今日 急にあなたが大人になったわけではないから
それはあなたが生まれてからの 20年という日々の積み重ね

あなたが生まれてから今日までに 7300回以上の朝が来て
あなたはその度に すこしずつ 大きくなってきた

カラダも
アタマも
ココロも

7300回の朝は 一度としておなじ朝ではなかった
7300回の夜も おなじ夜はなかったはず

あなたが だれの隣で目覚めても 
あなたが だれに抱かれて眠っても
あなたひとりの 日々が続いていても

あなたがその日々の中で 
出会ったヒト達
学んだコトガラ
美味しかったもの
楽しかったこと

感じてきた苦しみや哀しみ
感じてきたヨロコビや幸せ

あなたが愛したヒト
あなたを愛したヒト
 
それらがすべてあなたの
カラダになり
知識になり
ココロになり
あなた自身を作ってきた

そして今日 あなたは大人として認められたけれども
それはひとつの儀式に過ぎない

あなたの中の ある部分は とっくの昔に大人になり
その役割を果たしているだろう

あなたの中の ある部分は まだまだ未熟で
これからも成長を続けてゆくだろう

それはもう 10年以上も前に この日を迎えたわたしも同じ
おとなとこどもの交じり合った自分に
うまく折り合いをつけて 

それでも何とか 
1人で生きてゆけるように
誰かの役に立てるように
毎日を過ごしている

それはあなたのこれからに 重なることもあるだろう

今日から急に 大人になれるはずはない
それでも子供には 戻れない
あなたには今日  大人の責任が手渡された
それだけをしっかりと 抱えてほしい

その責任に託されるのは
あなたがこれまで過ごしてきたすべての時間
あなたがこれから過ごしてゆくすべての時間

そのすべてを あなた自身が決断できる権利も あなたは手にした
そのコトに
わたしから あなたに贈るのは おめでとうのコトバ




新成人のあなたへ

無事に成人式を迎えられたコトに 心からお祝いを申し上げます
成人 おめでとうございます


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# by fusyou-kumahachi | 2007-01-08 22:07

だれとでも…


だれとでも おなじ想いをわけあえたらいい
だれとでも 気持ちが通じあえたらいい
わかりあえたら それだけで どれだけ気持ちが楽になるだろう
それが難しいコトは 判っているけれど

おなじニホンゴを話しているはずなのに
通じないと思うコトがある

コトバ自体は理解ができても 言っているコトが判らない
コトバの意味は判っていても そこにあるココロが判らない
コトバだけが アタマの上で ふわふわと飛び交っていて
ココロまで届いてこない 
沁み透らない

わたしのコトバは届いていても
わたしのココロは届かない

わたしのコトバは受け取ってくれても
わたしのココロはつき返される

コトバはココロをあらわすためのもの
わたしのココロを 貴方に伝えるためのもの
貴方のココロを 知るためのもの

ココロがそこに伝わらなければ
コトバはただの オトの連なり

おなじひとつのコトバが 
おなじ想いを伝えるとは限らない

わたしと
貴方と
ほかのだれかと

おなじ想いを受け取るコトが 出来ればいいと
わたしはつねに願っている

せめてあなたがわたしの想いを
あなたなりの受け止め方で
それでもできる限り近い想いを 受け取ってもらえるように

わたしのココロが 少しでも
あなたのココロに 響くように
わたしはコトバを選びつつ ここでコトバを綴りつづける

そしてここにあなたが残してくれる
ひとつひとつのコトバを頼りに
あなたのココロを 知りたくて 解りたくて
たいせつに ひとつずつ ひろいあつめる

あなたが残してくれた たいせつななコトバ
そこからもらった想いを ふたたびあなたに伝えるために
わたしはコトバを綴りつづける

くりかえし くりかえし

だれとでも おなじ想いをわけあえたらいい
だれとでも 気持ちが通じあえたらいい

いつかはそんなときが来るように 
そんな想いを持ちながら
わたしはそこにいるあなたへと

想いを込めて
ここでコトバを残し続ける


あなたへ






貴方へ… 



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# by fusyou-kumahachi | 2007-01-05 16:30 | ututu

新年♡

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あけまして


おめでとうございます


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昨年はいろいろお世話になり ありがとうございました
本年もよろしくお願い申し上げます
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★☆みなさまへ☆★
新年のコメントをたくさんいただきありがとうございます。
明日からの仕事に備え、自分の部屋に帰ってまいりましたが、
準備に思いのほか時間をとられてしまいました。
コメントのお返しはもうすこしお待ちください。
新年早々コレではよろしくお願いすることも恐れ多くてできません(_ _。)・・・シュン
が、
それでもどうぞよろしくお願いいたします。

追記1月4日 3:35                      by  kumahachi


どこでも・・・
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# by fusyou-kumahachi | 2007-01-01 03:51

いつでも…

いつでも あなたの声が聞こえていた
いつでも あなたの温もりをそこに感じていた

あなたに出会ってからの しあわせな日々
あなたに支えられて この日まで歩いてきた

いつでも
いつでも
あなたのことを思わないときはない

あなたがココロの中にいない時を
わたしはもう 想像すらできない

いつでも あなたと共に
これからもずっと 歩いていけるコトが
わたしのしあわせとなることだろう

あなたに出会えた しあわせに
いつでもそばに いてくれたコトに

ありがとう

色々なコトがあった今年を
いつも
いつでも やさしく包んでくれて

ありがとう

また来年も いつもあなたと一緒にいさせて欲しい
いつでもあなたに そばにいて欲しい
いつでもあなたを 感じていたい

いつも
いつでもわがままなわたしを

これからも許してくれるのならば・・・

いつも
いつでも
あなたと ともに





今年一年ありがとうございました
本当にみなさまに甘えて
支えていただいて この日まで続けてくるコトができました

もうすこし ここでコトバを綴っていきたいと思っています
もし お付き合いいただけるのならば・・・

来年もよろしくお願いいたします

新しい年がみなさまに幸多き年でありますように♡
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# by fusyou-kumahachi | 2006-12-31 23:53

守りたいもの 守るべきもの

わたしには守りたいものがある

わたしより 幼きもの
わたしより 弱きもの
わたしより チカラなきもの

わたしより 未来あるもの

わたしが慈しみ 守り育てたもの

この手を離してやろうとしていた矢先に
あなたに降りかかってしまった不幸

子供にはまだ重過ぎる困難を取り除いてやろうと 
どれだけわたしが手を尽くしただろう

声を枯らし
コトバを選び
くりかえし くりかえし時間をかけて伝えても

ココロのないヒトの耳には届かず
ココロのないヒトにコトバは 理解されず
勝手な解釈と 思い込みだけが空回りして
あまたのいるべき場所を奪い
あなたを苦しめ
病へと追い込んでしまった

狂ったように泣き叫ぶあなたを
わたしには止める力も術もなく
あなたの苦しみを判っているのに
とうとう あなたを閉じ込めることしかできなかった

だますように連れて行った病院で 個室に連れて行かれるあなたの
すがるような眸を見ながら 何も出来ずに
ドアが閉められたその瞬間を わたしは一生忘れないだろう

あなたを苦しめたものは いまだそこに存在する
だからあなたがそこに足を踏み入れるたびに
何度も 何度も あなたは狂い 苦しみ続ける

そこにいたいとあなたがどれだけ望んでも
受け入れる事を 彼らは今も拒否し続けている

あなたが強くなってわたしの前に戻ってきた事を
わたしはどれだけ喜んでいるか
そしてどれだけ心配しているか

二度とあなたが 苦しまないように
二度とあなたが わたしの前から消えないでいてくれるように

あなたのココロを理解できないヒトが
どれだけ手を尽くしていると言い張っても
あなたはそこではもう救われるコトはない

彼らがいくら口先で あなたを理解し あなたのために
できる限りの事をしていると言い張っても
あなたにとって それは苦しみにしかならない
彼らはあなたを理解出来てはいないから

なぜなら 彼らはあなたの名前さえ
いまだに知ろうともしないのだから

あなたが望むコトは 償い
あなたが望むコトは 保障
あなたが望むコトは 処分

あなたが望む事を 彼らは微塵もする気が無い事を わたしは知っている
彼らは聴く気も 理解するココロさえその身の内にもってはいないのだから

あなたはもうその場所に戻らなくてもいい
それだけが今のあなたの支え

今 目の前にある現実を あなたは十分知っているから
あなたはそこには戻らない事を決意している

戻るコトは あなたがふたたび苦しむことだと知っているから
もうそれは覆らず わたしもそれを 受け入れる

今まであなたをそこに戻してあげたくて 
あなたがそれを望んでいると思っていたから
出来る限りの手は尽くしてきたけれど もうそれは終わりにしよう

ほかのだれが何と言おうと
あなたの決意を わたしは守る

あなたを守るためにするべきことを
わたしはもう間違わない

あなたを守ること
あなたを守るためにするべきこと

守るものは あなたの誇り
守るものは あなたの自信
あなたが今もっているすべてのココロと すべてのやさしさ

あなたがあの場所で受け入れてもらえなかったすべてのモノが
正しかったのだという事実を わたしは守る

守りたいモノを 守るために 守るべきもの

もうわたしは 迷わない
もうわたしは 間違えることはない

ただこれからのあなたが 真っ直ぐに胸をはって進めるように
それだけを わたしは 守りたい




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# by fusyou-kumahachi | 2006-12-29 20:02

あした 朝


ゆうべ わたしは 深い ふかい 眠りについた

目を閉じ
カラダを横たえ
ゆっくりと 呼吸をととのえ
しずかに しずかに
つかれきったココロをやすませる

探すコトをやめて
求めるコトもせずに
ただひたすらに 回復だけを望む

真っ暗な闇に自分がいるコトに気付いてから
どれだけのゆうべを耐え
どれだけのあしたをむかえたことだろう

眠りのないゆうべと
目覚めのないあしたは
ただ繰り返されるだけで 何の意味も持たなかった

くりかえしあしたは訪れても それは夜明けではなく
そこには暗闇が 広がっていた

そこで得られたものは 
あせりと疲れ
大切なヒト達に押付けてしまった哀しみと不安

灯してくれたアカリで見えるものさえ きちんと確かめずに
かけてくれたコトバを ココロの奥にしまいこみ
ないものねだりを止めずに
狂ったように捜し求め続けてしまった

そこにあったものは 狂気と同じものかもしれない
疲れと あせりと 哀しみが創りだした 狂ったココロ

狂気を打ち消すためにするコトは ただひたすらに求めるだけでなく
疲れと あせりを なくしてしまうこと
哀しみを見つめ 認めてしまうこと

それにはただ 眠るコト 
ただひたすら やすむコト
それをあなたはくりかえし 伝えてくれていたのに
だれもが わたしを心配してくれていたのに

わかろうとしなかったのは 
強がりばかりを 言いつづけていたのは
ゆうべまでのわたし

目を閉じて カラダを横たえ 呼吸をゆっくりと ととのえると
カラダと アタマもゆっくりとなり
疲れたココロと共に
ゆるやかな時間の中にただよいだす

そこで見たいくつものyumeは
元気だったころのわたしの姿
忘れていた 温かな想い
狂気に押しのけられていた 優しい思い出
わたしが今も持っているはずの いくつものしあわせ
あなたからの 大切なココロ


眠りによって 正しいあしたを迎えた いま
わたしは やっと狂気から醒めるコトができた

狂ったわたしは yumeの中に置いてきた
あしたに目覚めたわたしは もう間違えない
夜明けを伴った このあしたのなかで


目覚めたわたしがあなたに伝えたいコトバは
ふたつだけ




おはよう

まっていてくれて ありがとう





目覚めたときに 最初にであえたのがあなたでよかった

ほんとうに ほんとうに ありがとう





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# by fusyou-kumahachi | 2006-12-28 13:36 | ututu

I wish・・・

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Merry

Kumastmas!!



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Merry Christmas!! みなさまが素敵なクリスマスを過ごされていることを祈って♡


I Wish you A Merry Christmas
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# by fusyou-kumahachi | 2006-12-24 14:35 | ututu

ね む り


長い夜の間にわたしは何をしていたのだろう

夜の闇の中にあって
微かなアカリを頼りに
優しいコエを頼りに
辺りを見回して
欲しいものを探しても
見える範囲には限りがあるのに

見つからない
聞こえない
届かない

それは夜の闇の中では無理の無いことだったのに
無理なコトに気付かず
目を凝らし
貴方の手を捜し求めていた
それは疲れるだけだというコトにさえ気付かず
うろうろと
手探りで欲しいものを求め続けてしまった

ココロはとうに夢の中にいたのに
カラダだけが
アタマだけが
目覚めたまま
暗闇の中をさまよい続け 疲れ果ててしまっていた

夜には眠らなければならない

眠りは
カラダとココロを休めるくすり
時間薬をくれたあなたがいたのに
わたしはそれをきちんと飲まずに
ただ同じ闇の中にいた
眸を開けたまま 闇の中で虚空を見つめていた

疲れたカラダを休めるために
疲れたアタマを休めるために

とうに夢の中に沈んでいたココロとカラダを繋げるために
眸を閉じて
カラダを横たえ
アタマを休め
深い眠りにつこうと思う

わたしのすべてを休め
わたしのすべてが眠りについて

疲れがとれて
カラダに元気が戻ったときに目は自然に醒めるだろう

そのときには朝の明るい光がわたしの眸に飛びこんでくるコトを
わたしは確信している

貴方の腕を求め
貴方の胸で眠りたかったけれど
ないものねだりをしていても苦しいのはわたし
与えたくても与えられない貴方を苦しめるだけ

貴方がここにいなくても
わたしのベッドはあたたかい
あたたかいコトバをわたしはたくさんもらったから
優しい子守唄も聞こえる

今のわたしに必要なのは 眠り
あせりでも
見えないものを探すことでもなく
ただ 眠ること

ゆっくりと眠って
目覚めた朝には
きっと明るい光があふれている
天使の梯子さえ 降りて来ているかもしれない

わたしはそれを信じている
だから 今夜は おやすみなさい

「おはよう」をいうのはきっと
元気を取り戻したもとどおりのわたし

貴方もそのときには笑っておはようと
迎えてくれると信じて



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oyasuminasai・・・
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# by fusyou-kumahachi | 2006-12-23 17:32 | ututu

ナガイ ヨル


ナガイ ヨルの中に いま わたしは居る

ナガイ ヨル
永い 夜

永い夜は 永遠に終わらない
暗闇が 果てしなく続く空間

灯りが見えず 方向もわからず
上も 下も 右も 左も
目を開けているのか 閉じているのかさえ判らずに
ただヒトリ そこに存在する

誰の手も届かない
漆黒の闇の中
絶望だけが 支配する夜

わたしはそこに居た

ナガイ ヨルの中に いまだわたしは居る

ナガイヨル
長い 夜

長い夜は いつかは明ける
たとえどれほど長くとも 終わりは来る
いつかは 光が闇を照らす

ここにはもう 絶望はない
希望にはまだ 手が届いていないけれど
誰かがわたしに 手を差し伸べていてくれているのが判る
かすかな温もりが すぐ傍にある

いまだ方向は 判らないけれど
わたしは自分の足で立っている
わたしの眸は ヒカリを探すために見開いている

微かなヒカリも見逃さないように
僅かな希望を 掴み取るために

暗闇が 終わる方向を見極めるために

長い夜の中に居るわたしは
それでも もう 絶望には支配されない

わたしが求めるものは ヒカリ
わたしが求めるものは 希望
わたしが求めるものは あした

長い夜があけるまで どれだけかかるか まだ判らない
あとすこし わたしは息を潜めて時を待つ

それは永遠ではなく

ふと 気が付くと
ヒカリの中に居る わたしを見つけるだろう

そのときには 貴方の眸にも
わたしの姿が 映るだろう

そう わたしが貴方を 見つけるのと同時に

長い夜が終わり
あふれるほどの ヒカリの中に



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あと少しだけ・・・・
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# by fusyou-kumahachi | 2006-12-03 05:40

トパアズ

宝石のことなど何も知らない
ダイヤモンドとガラス玉の違いもわからない
ただ きらきらと美しいものは 目を惹くことはあっても
それに何かの意味など無かった

年頃の姉が 誕生石や その意味を教えてくれても
それはただの透明な青い石だった
ましてやほかの石のことなど 何も知らずにいて困ることはなく
ほかにわたしには たくさんの知りたい事があった

そんな子供時代を過ぎて 多感な時期にさしかかったとき
授業と言う 無粋な出会いではあったけれど
わたしは  その宝石と 出会った


     そんなにもあなたはレモンを待つてゐた
     かなしく白くあかるい死の床で
     わたしの手からとつた一つのレモンを
     あなたのきれいな歯ががりりと噛んだ
     トパアズいろの香気が立つ
     その数滴の天のものなるレモンの汁は
     ぱつとあなたの意識を正常にした

                    レモン哀歌〜高村光太郎「智恵子抄」より〜



精神を狂わせて 死の床にあった智恵子の 遠い意識を
一瞬にして 取り戻してきたレモンの汁
その酸味と共にレモンが放った トパアズいろの香気
それはわたしに 鮮烈なキオクを刻み込んだ

その宝石のコトは知らなくても すべてを知っているような気がした
トパアズと言う宝石の持つ 


レモンを噛んだときに滴る 果汁の一滴のような 
煌き
透明感

失っていたものを取り戻した
あふれんばかりの喜び

すべてがトパアズに集約する
その瞬間

トパアズはわたしにとって特別な宝石になった
失くしてしまっていたもの
狂ってしまっていたもの
それを正常にして
取り戻すことのできる 確かな希望

実際にトパアズに出会ったのはそれからずいぶん時間が経っていた
その石は ダイヤモンドに比べれば 価値が低く見られていて
贈っても あまり喜ばれるものではないようだったが
11月の誕生石だと言う その石の色と 透明感のあるきらめきは
暮れゆく秋にもふさわしく

何もかもを 正常に導いてくれる気がした

トパアズいろの香気

この街中が浮かれているイベントに便乗して 
トパアズを 贈ったら
貴方は受け取ってくれるだろうか

指輪を贈ることのできる立場にはないから
ちいさな石の ペンダントか ピアス
貴方はどんな顔をするだろう

トパアズいろの ゆめの中
トパアズいろの 香気が立ち
貴方が 気付いてくれるコトを
yumeからututuへと 正気を戻してくれることを
わたしが望んでいることなど 知らなくても

それでもわずかな望みを込めて
わたしはトパアズいろの魔法に賭ける

そういえば トパアズの石のコトバには
『希望』があったかもしれない



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レモン哀歌〜高村光太郎「智恵子抄」より〜        「トパーズ(TOPAZ)」
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# by fusyou-kumahachi | 2006-11-28 03:48 | yume

望まれた命 望まれない命


わたしが小さな命として
この世に存在したときから
わたしは望まれたから ここにいる

親の貴方に望まれなくても
親になれない誰かに望まれ
神様がわたしを望んでくれた

だからわたしをどうか認めて
だからわたしを区別しないで
だからわたしを差別しないで

親から望まれなかった子だとしても
ただそれだけで
わたしを愛する事を止めないで

わたしの親を責めないで
彼らはわたしに命をくれた
ただそれだけで
わたしは彼らを愛しているのだから

わたしは親に愛されなくても
貴方に愛されていれば生きていける
親から望まれて生まれるべきだと
どうか決め付けないでいて

そう決め付けられてしまったら
わたしは存在できなくなるから

わたしは貴方の元で愛されるために
神様のもとからやってきたのだから




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麻友さんのブログで『赤ちゃんポスト』の是非に関しての話題がありました。
赤ちゃんをポストに入れなければならない親を作り出してしまうこと。
これは出来るだけ失くさなければなりませんし、みんなでそのことについて考えていかなければならないと思います。
安易な育児放棄につながらないか
安易な出産を認めてしまうことにはならないか
子供は親に望まれて生まれてくるべきだ
もっともな意見だと思いますし、そうなるようにみんなが努力をすべきだと思います。
ただ
それでも自分で育てられない命を宿してしまうヒトはなくならないでしょう。
そのときは喜びにあふれていても、生まれるまでに事情が変わってしまうこともあるでしょう。
それで苦しむのは母である女性がほとんどでしょう。父親である男性は知らないことさえあるでしょう。
彼女達が1人で思い悩むことの救いになるのなら、そして、何よりせっかく宿った命を救えるのなら…わたしはポストがあってもいいと思います。
今、日本では、実子が何よりも尊ばれていて、養子、里子の存在には目に見えない差別があると思います。でも、子供は誰かに愛されなけば生きていけません。
それが実の親でなくても、本当に愛してくれるヒトに育てられるほうがどんなに幸せか。
それを差別や区別しない世の中になれば、きっと子供を育ててくれる人も増えるような気がします。子供を持たないわたしがこんな事を言っても理想論でしかないかもしれません。
それでも・・・この世に生まれてこようとする命をどうか殺さないで大切にして
そう、望んでいます。

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# by fusyou-kumahachi | 2006-11-25 00:58

terracotta テラコッタ


季節が巡り 時が過ぎ
今年最後の月がそこまで来ている
街はいつも季節を先取りして さまざまなオブジェを飾り立てる

何の予定もないそのイベントに
ココロが踊るはずもなく
わたしはただぼんやりと イルミネーションの点滅を見つめる

街中の華やかさを無意識に避けて
ふと入り込んだ裏路地に
ほのかな明かりを オレンジに透かした
素焼きのツリーが 目に留まる

土で焼かれた ツリーには
星の形の 窓が開き
そこから透ける アカリは 柔らかく あたたかい
そのアカリに誘われて わたしはそっとツリーに触れる

その土の感触が わたしの記憶を夏へと遡らせる
terracotta そのコトバが呪文のように
わたしのココロに蘇る

あの夏の日
貴方が身に着けていた不思議なペンダント
どこかで見たはずのその質感を
記憶の中から探っていると
わたしの視線を察した貴方が教えてくれた
これはterracottaのペンダントだと

それは植木鉢と同じ?
つい 思ったままを口にしたわたしに
あなたは笑って答えてくれた
そう 同じだと

貴方が笑ったそのときに 香りが一緒にわたしに届く
貴方はいたずらを見つかったように
今度はそっと
秘密をわたしに教えてくれた

これはterracottaで出来ているから
香水を少し 滲みこませてみたと
その香水の名前も terracottaだと
日に焼けた 今のわたしもterracottaなのと

そっと教えてくれた貴方の距離が 近すぎて
わたしは貴方の香りに 包まれてしまう

植木鉢の香りの香水なの?
その誘惑を振り払うように軽口を聞いたわたしを
貴方は わらって 咎めなかった

その日から
Terracottaはわたしの中では植木鉢から
貴方の香りに 
貴方の日に焼けた 肌の色へと昇格した

夏が過ぎ
貴方への想いと一緒に 封印したはずの思い出が
こんなところで 解かれてしまった
思いがけなく よみがえる
貴方の笑顔と 貴方の香り

次の夏は 貴方と共にはありえないことは知っている
この冬さえ 貴方に近くにいることだけが
わたしの支えとなっているのに

それでも次の夏にも思い出すだろう
日に焼けた 肌とすれ違うたびに
貴方の香りと ペンダント

貴方が教えてくれた terracotta

植木鉢ではない

貴方の香り
貴方の焼けた 肌のイロ



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# by fusyou-kumahachi | 2006-11-23 23:52

月草  露草色


鮮やかな 青瑠璃色の花を朝早くに咲かせる 
そこには露を含み 触れたものに青を移す
ちいさなつぼみを 指先でつぶせばあふれ出す青
古くからヒトの手で 衣に染められてきた花色

その色は 移ろう色
その色は 流れ消えてしまう色
露草の色

まるでわたしの存在のように
貴方の中から 消え去るために生まれてきた色

貴方に出会ってからこれまでに どれだけの話をしただろう
貴方に出会ってから今日までに どれだけのコトバを交わしただろう

最初はただの 知り合いとして
今でも 立場は変わってはいない

違っているは ココロの中
判っているのは 互いのココロ

長い付きあいがありますから
そう 貴方が言うほどの時間をかけて
わたしと貴方はゆっくりと お互いの魂を確かめ合った

同じ魂を持っていること
同じ想いを持っていること

あまりにもそれは 大切で
あまりにもそれは 慎重に
わかりあうまでに時間がかかり

それをコトバに出すことだけが わたし達には許されなかった

そう
露草から作られた 青花と言う染料のように
 
青花で描く友禅染の下絵のように 
ココロをこめて繊細に 
丁寧に 一筆一筆描いてきた

貴方のココロに描いた想い
貴方も共に描いてきたその下絵
貴方はそれを大切にしていた
それを消してしまうコトは 貴方にさえ出来なかった

その下絵をそのままにして 貴方はそこに
別の誰かと色を注すコトを選ぶ

わたしは貴方とその絵を仕上げるコトが
許されてはいないから

貴方が描く友禅の柄は きっと美しく 優雅に映る
その友禅を身にまとう貴方は たとえようもなく美しいはず

そのときには わたしの描いた 青花の下絵は
綺麗に水で洗い流されて
跡すら残っていないだろう

そのための 青花
溶けてなくなるための色

貴方が選んだそのヒトは 
貴方を美しく咲かせる事が出来る

けれども貴方が描く絵は
わたしが描いた 下絵のままに

わたしの描いた青花は 溶けて消えてしまっても
わたしのココロは 貴方に残る

それがわたしの 救いとなれば
それが貴方の しあわせになるのなら



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# by fusyou-kumahachi | 2006-11-20 23:24

chocolate brown


暖かい湯気の向こうに見える chocolate brown
貴方が淹れてくれた hot chocolate

白いマグカップの熱さに 気をつけながら
両手でそっと 包み込む
その温もりは 
冷えたカラダを やさしく暖める

手渡されたときに 触れたその手も温かく
おもわず 包み込みたくなる気持ちを 危うい所で押さえ込む
その一瞬の温もりは 
冷えたココロを やさしく暖める

珈琲は ブラックと決めているわたしでも
Hot chocolateは好きなこと
そんな些細なコトバを覚えてくれていた

貴方が用意してくれた 温かさ
貴方が用意してくれた 甘さ

その両方が わたしをしあわせなyumeへと誘う
大き目のマグカップのなかの 
Hot chocolate を飲み干すまでの ひとときの yume

熱いchocolate が冷めないうちに
そっとカップに 口づける

湯気の向こうに見えるのは
やさしく見つめる 貴方の眸
その眸の色も chocolate brown
そう 
そのまなざしも 暖かく
わたしは思わず カップの中に 視線を落とす

わたしの眸に映るのは chocolate brown
貴方の眸とおなじ色

あたたかさを ひとくちずつ 飲み込むごとに
静かな時間が 流れてゆく
その空間の色は chocolate brown

あたたかさを ひとくちずつ 飲み込むごとに
あたたかい yumeが 満ちてゆく
期限付きの やさしいyume
そのyumeの色は chocolate brown

Hot chocolate が冷める頃
やさしいyumeも 醒めてしまう

カップに残った 最後のchocolateを飲み干したとき
わたしのyumeも終わりを告げる

貴方にカップを手渡した瞬間
ココロはututuに引き戻される
そして始まる 変わりのない日常

それでも

わたしのココロは chocolate brownに染まり
貴方の淹れてくれた hot chocolate で甘くなり
貴方の温もりが いまもわたしを暖める

それはyumeがututuに置き忘れたゆめ
それは chocolate brownのゆめ

わたしは今いる ututuの中で
貴方が見せてくれたchocolate brownのゆめを 
たいせつに ココロの中にしまいこみ
ときおりそっと 覗きこむ

そのしあわせの色は chocolate brown




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# by fusyou-kumahachi | 2006-11-17 23:59

タマゴイロのyume


わたしのココロに生まれたばかりの ちいさな希望
ちいさな希望は まだ カタチにならず
ふわふわと 実体のないまま浮かんでいる

まるで霞のような 気配
まるでわたあめのような 感触

ふわふわとはしていても
確かにそこにある 想い

わたしのココロに生まれたばかりの ささやかな愛
まだ 愛とは呼べるほどの おもさはなく
恋と呼ぶような 情熱もなく

ただほんのりとした想い
わずかに感じる あたたかな温もり

ほんわかとしか 感じなくても
確かにそこにある 想い

その生まれたばかりの希望は タマゴイロ
その生まれたばかりの 愛は タマゴイロ

まだ実体を持たず
ココロを占めるyumeの中で ただ 浮かんでいる

そのままでは yumeのハザマでカタチにならず
空間の中に 霧散してしまう

せっかく生まれた 大切な想い
それが薄くなり 消え去ってしまう

たいせつな たいせつな 生まれたばかりの想い
失いたくない この タマゴイロの想いを

わたしはそっと真綿にくるみ
白いカラに 閉じ込める

壊さないように 消え去らないように
ちいさな ちいさな たまごを創る

その真ん中にある 生まれたばかりの想いが 黄身となり
くるんだ真綿が 白身のように 
周りのカラが それを守る

割らないように 壊さぬように
冷たく 冷たく 凍らせないように

そっとココロの真ん中に置き

その夢が きちんとカタチになるように
その愛が きちんと生まれてくるように

yumeのままではなく ututuにきちんと現れるコトができるように

大事に たいせつに 温める
ゆっくりとあせらずに 時間をかけて 育てていく

ちいさな ちいさな たまごの夢
ちいさな ちいさな たまごの愛

ちいさな ちいさな タマゴイロ




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# by fusyou-kumahachi | 2006-11-14 02:17

空色  ソラノイロ


早暁
ヒガシのソラが次第に明るくなり
すこしずつ 白んでゆき
すこしずつ 青く染まる
白から淡いクリームの混ざったコンポーズブルーへと
ヒガシの空が青に染まってゆく

振り返ると
夜をまだそこに残した空は
暗く沈んでいる
地平線から 天頂をとおりすぎ また 地平線へ
少しずつまじりあう 夜から朝へのグラデーション

冬の朝のソラノイロ

冷たく澄んだ空気が ソラを高く 遠くへと 突き上げる
手を伸ばしても届かない
低い雲とは対照的な 明るく 澄んだ スカイブルー

冬の昼のソラノイロ

太陽はソラを駆け足で通り過ぎ
その姿を早く隠そうとする
地平線から茜の色が滲み出し
ソラの青と混ざり合う
その中心にあるのは金色のヒカリ

茜が紅に変わるころ 夜の闇が気配をあらわす

冬の夕暮れのソラノイロ

ソラに煌く星の光も 細くとがった三日月のアカリも
冴え冴えと 冷たく 青白く輝く
その冷たいヒカリをすべて吸い込んでしまってさえ
冷たく深い 黒い闇のイロ

冬の夜のソラノイロ

木枯らしがつれてきて そのまま置き去りにしていった
雪を呼ぶ 鈍色の雲 
その雲がソラ一面を覆うとき 白い雪が無数の点を描く

冬の雪の日のソラノイロ

春の ソラノイロ
夏の ソラノイロ
秋の ソラノイロ

季節が巡るごとに
時間が過ぎるごとに
移ろい変わるソラノイロ

絵の具にある空色は ソラノイロを写してはいない

刹那の時さえ とどまらないソラノイロ

それはわたしのココロノイロに似て
それは貴方のココロノイロを写す

一瞬たりともとどまらず
その一瞬が すべて美しい

わたしのココロを写す ソラノイロ
ソラノイロを写す わたしのココロノイロ



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# by fusyou-kumahachi | 2006-11-11 03:26 | yume

野分 セピア色の風


雲ひとつない晴れ渡った空の下に
嵐のように風が吹き荒れる

昨日まで 降り積もり
秋の日差しの中で歩道を彩りながら
すこしずつ 乾いた音を立てていた
落ち葉を風が追いかける

その速さにおどろき
振り返り 風の姿を目で追いかける

風に追いかけられ 
猛スピードで駆け抜けていった落ち葉は
追い付かれた風に巻き上げられ
新たに振り落とされた枯葉と共に

あたりの景色を
あたりの空間をすべて
赤や 黄色や 茶色のモザイクに変えてゆく

そしてまた 一瞬の静寂が訪れる

枯れた芝
降り積もった落ち葉が 
赤や黄色や茶色に重なる

木々に残る色づいた葉の 一葉々
秋の空と 秋の雲

それらが織り成していた
秋の景色 秋の色

葉をすべて吹き飛ばされた梢
かさかさと歩くたびに
秋の音を奏でていた落ち葉たちも
空に浮かぶ秋雲さえ
晩秋に吹くこの風に なす術もなく 連れ去られてゆく

ひと時の静けさを挟んで
くりかえし くりかえし吹き抜けるこの野分の毎に

晩秋の景色が かき消され
monotoneの 冬の景色へと
描きかえるために
秋色が次々と 吹き飛ばされてゆく

そこに残るのは冬を待つ街

冬を連れ去り 春を呼び込むのは
桜色の風

秋を連れ去り 季節を冬へと
塗り替えてゆくその風は
sepia color wind

その風のいろは セピア色



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# by fusyou-kumahachi | 2006-11-08 22:19 | yume

せめて あなただけは


いま ただひとりで苦しんでいるあなた
いま 苦しみからすべてを投げ出そうとしているあなた

わたしはあなたを知っている
わたしはあなたを大切に思っている
わたしはあなたを助けたい
わたしはあなたを守りたい

きっとあなたのすぐ側に
わたしと同じ思いのヒトがいる

そのコトに気が付いていないのかもしれない
そのコトを知っているのかもしれない

どちらでも

あなたを救えない
あなたを守れない
あなたは差し伸べられた手をつかむ気力さえない
そこまであなたは哀しみに溺れている

ごめんなさい
いまあなたをどうやって助けていいか判らない
どんなコトバも励ましも
あなたを苦しめてしまうコトを知っているから

それでもどうか 気付いて欲しい
あなたを無条件に愛する事が出来るヒトがいる
あなたのすぐ側に
あなたの中に

そう

あなたが
あなただけが あなた自身を愛せる
あなただけが あなたを大切に出来る

誰かがあなたを 否定しても
誰かがあなたを 憎んでも
誰かがあなたを のけ者にしても
あなただけは あなたを否定しないで

あなたが あなたを愛して欲しい
あなたが あなたを守って欲しい
あなたは 間違ってなんかいない
あなたは そこに居ていいのだから
あなたがそれを まず信じて欲しい

誰が何を言おうと
あなたはまず あなたのためだけに生きていて
誰のコトも考えなくていい
あなたのことだけを考えて
あなたがしたいように
あなたが楽なように

それがもし むずかしくても
せめて
すべてを投げ出す前のほんの僅かな時間だけでも
あなたはあなたを 愛してあげて
あなたはあなたを 許してあげて
もうがんばらなくていいんだよと

そのときに 何が見えてくるか
わたしにもわからない
でも もし

あなたがあなたを 大切にしてくれたら
あなたがあなたを 守ってくれたら

そのときは周りを見渡して
きっとわたしが 隣にいるから
あなたを守りたいわたしが 必ず居るから

あなたがあなたを信じられたら
あなたがあなたを助けたいと思ったら
その手助けが わたしに出来るなら
どうかわたしの手をとって欲しい

すこしでもあなたを助けられるように
すこしでもあなたが楽になるように
あなたが手を取ってくれるまで
わたしは出来る限りの事をしておくから

だからどうか
あなたもあなたを見捨てないで
あなたは間違っていない
あなたはココに居ていいのだから

そしてたくさんのヒトも祈っている
あなたのために




あなたにここに居て欲しい



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# by fusyou-kumahachi | 2006-11-05 17:09 | ututu