2006年 09月 10日
『好き』
いつでも・どこでも・ だれとでも
みなさまへ
このブログを始めて5ヶ月目に突入いたしました。エントリーも100を越え、二つ目の区切りに到達する事が出来ました。
わたしはこのブログを始めたときに、自分のプロフィールを明かしませんでした。その理由は以前も書きましたが、「ぷろふぃーる」というフィルターをかけずに、わたしの書いた『コトバ』だけをみなさまに受け取っていただきたいという想いがあったからです。
最初はそれでいいと思っていました。今もその気持ちは変わってはいません。
それでも…
いま、あなたのココロの中にはどんな「わたし」が棲んでいるでしょう?そもそもすまわせてせていただけているでしょうか?
コメント常連のゆっきいさんには「33歳 毎日新聞社の記者」というプロフィールを頂きました。残念ながら記者ではありませんがこのプロフィールが気に入っています。偶然年齢が一致したので『名探偵ではない浅見光彦(光子?)』のようで何だか嬉しいです。幸いにも独立はしているので居候扱いはされていませんが…
みなさまの所でわたしが書き込むコメントや、みなさまが書き込んでくださるコメントにお答えするかたちでずいぶん「わたし」が見えてきてしまっているような気がします。それはそれでいいのかなと思います。どんなに取り繕っていてもわたしは「わたし」でしかありません。
最後の『Z』のうちはじめに書いた『ZERO』のコメントで何人かの方が偶然B’zの事を書かれたので思わず昔の仕事について語ってしまいました。
わたしにとってB’zは特別な思い出でしたので、偶然が重なって不思議な気持ちでした。ここで出会う前から知っていてくれていたかもしれない…それほど大げさではなくても嬉しい出来事でした。
今もその近くで仕事をしていますが、『書くコト』を続けてゆく事に迷いもあり、そんな気持ちもこのブログを始めたきっかけのひとつです。
最初は『書くコトが好き』から始まりました。
『好き』だから書く
『好き』だから読んでほしい
『好き』だから続けたい
望みが叶ってそれが仕事になったとき『好き』は、お金を頂く手段になってしまいました。
仕事になってしまうと『好き』だけでは勤まりません。
『好き』なことばかり書くわけにはいきませんし、自分の感情とは反対のコトバも書かなければならないこともあります。そんなことの繰り返しでわたしは『好き』を見失いかけていました。
そんな毎日を何とかしたくて、だれからも依頼のない、お金のためではない『コトバ』を書く場所としてこのブログを選びました。それでも迷いは簡単には、無くなりはしませんでした。
「もう書けないかも」 何度か思いました。迷いながらのコトバにはきっと思いが篭っていなかったかもしれません。
それでもみなさまのコメントや、書かれているブログに励まされてここまで続けてきましたが、最近になってあるカメラマンの方々のブログに出会いました。
その方々が口をそろえておっしゃるコトバがわたしの肩を「とん」と押してくれました。
「好きは力」
「好きという気持ちは大きなエネルギーなんだ」
「好きな写真を撮ってていいんだ」
カメラマンの方ですので最後のコトバが「好きな写真を撮ってていいんだ」ですが、このコトバはどんな職業でも当てはまると思います。
わたしには「好きなコトバを書いてたっていいんだ」と言っていただけているような気がしました。
『好きは力』
始まりはみんなここからだったはずです。
わたしもそうでした。
大切なことは、まず最初に、世界中にたった一人しかいない自分自身が喜ぶ写真を、自分の為に撮るということ。
わたしも「自分自身が喜ぶコトバを自分のために書く」事をもう一度始めたいと思っています。
いままでもそれをしていなかったわけではありません。まず、自分の書きたい事を書いてきました。それを読んでくださる皆さんに今までも十分背中を押していただいています。
それでも
もう一度『好き』を確認したくて…
しばらくは『好き』をテーマにエントリーをしたいと思います。
基本にあるものは『書く事が好き』ですが、
ほかにも『好き』はたくさんあります。
みなさまも『好き』を一緒に探してください
勝手な想いですが、たくさんの『好き』をココロにストックしておきたいのです。
自分が『好き』を見失わないように
誰かのコトバで『好き』をこわしてしまわないために
いつかみんなで『好き』をshareできるように
「好きは力」
まずはここからもういちど始めていけるように…
↓哲学してるつもりはあまり無いのですが、”コトバを捕らえるために”クリックお願いします。
by fusyou-kumahachi | 2006-09-10 04:13 | ututu